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名鉄「香りバス」に異論 化学物質過敏症の患者団体

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-2-20 8:58:57  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


埼玉県熊谷市が市役所本庁舎など2カ所に設置したアロマ発生器。夏の暑さ対策として好意的な意見が多かったという(同市提供)


名鉄バス(名古屋市)が昨年11月から運行している「香りバス」に疑問の声がでている。夜行バスの乗客にリラックスしてもらおうと始めたのだが、「化学物質に敏感な乗客が利用できない」と患者会から再考を求められた。


名鉄バスは、車両の出入り口付近にアロマ発生器を設置したバスを計3台導入した。ドアの開閉と同時に香りが生じる仕組みで、昨年11月19日の名古屋―福岡線を皮切りに3路線で走らせている。


この取り組みに対し、患者らでつくる「化学物質過敏症あいちRe(リ)の会」(名古屋市)が14日、名鉄バスに見直しを求めて質問書を提出。「化学物質過敏症の患者ら、香料で健康被害を起こす人もいる」「夜行バスは代替手段がなく、特定の人たちが排除される」などと訴えた。名鉄バスの担当者は「質問書の内容を吟味し、今後の対応を考えたい」と話している。


こうした公共空間での「香り」…




 

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