スノーボード女子ハーフパイプで銅メダルを獲得し、表彰式で笑顔を見せる今井胡桃
冬季アジア大会第7日は25日、札幌市であり、アイスホッケー女子で日本(愛称・スマイルジャパン)が中国を6―1で破り、5戦全勝で初優勝した。ノルディックスキーのジャンプ団体でも日本は金メダル。アルペンスキーの女子回転で長谷川絵美(サンミリオンク)が大回転に続いて優勝した。安藤麻(東洋大)が2位で続いた。男子回転は成田秀将(ミキハウス)が銅メダル。日本は今大会で獲得した金メダルが目標の20を超え、22となった。フィギュアスケートの女子フリーで、ショートプログラム(SP)2位の本郷理華(邦和スポーツランド)はジャンプのミスが響いて得点を伸ばせず、合計161・37点で総合4位だった。フィギュア女子でメダルを逃したのは種目が行われなかった1990年の第2回大会を除いて初めて。スノーボードのハーフパイプは男子の子出藤歩夢(ねでふじあゆむ、日体大)、女子の今井胡桃(くるみ、バートン)がともに3位に入った。バイアスロンの混合リレーは日本Aが銅メダルを手にした。
〈スノーボード女子ハーフパイプ3位の今井胡桃(バートン)〉 「メダルを取れたのはうれしい。でも、ワールドカップで負けた中国選手2人にまた勝てなかったのは、悔しい」