パンダを主題にしたテーマタウン「中国・牡丹江愛熊猫小鎮」プロジェクトの1期工事となる「中華ジャイアントパンダ苑」が20日、正式に着工された。「中華ジャイアントパンダ苑」には中国ジャイアントパンダ保護研究センターのパンダ20頭が移される予定で、中国東北地区で唯一のジャイアントパンダ繁殖・科学普及拠点を作る計画となっている。中国新聞網が伝えた。
中国・牡丹江愛熊猫小鎮は黒竜江省牡丹江市南東部に位置し、敷地面積は約73.37ヘクタール、投資総額は22億元(1元は約15.29円)。完成後は、四川省に次ぐ中国で2番目に大きいパンダ繁殖・科学普及拠点となる。また、世界的なパンダをテーマとした観光の目的地にもなり、中国初のパンダを中心的な要素とした特色あるタウンになる。
同プロジェクトは3期に分けて建設される。工期は5年。1期は中国ジャイアントパンダ保護センターと共同建設する「中華ジャイアントパンダ苑」で、2期は「ユニバーサルアニメ・漫画シティ」。3期は商業エリア、パンダのテーマホテル、専門家用住宅などの建設を予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月21日