急速に発達した低気圧の影響による大雨のため、広島県と広島市は17日午後6時すぎ、災害対策本部を設置した。広島市では、土砂災害の危険性が高くなっているとして、安佐南区の梅林学区の一部の土砂災害危険箇所にあたる359世帯861人に対して、避難指示を発令した。また、安佐北区では、全域を対象に避難準備・高齢者等避難開始を発令、筒瀬、口田東、日浦、口田各小学校区の土砂災害危険箇所には避難勧告を発令している。
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本州四国連絡高速道路は17日午後7時半、横風の影響で神戸淡路鳴門自動車道の洲本(兵庫県)―鳴門(徳島県)を上下線とも通行止めとした。再開は18日未明となる見込み。