横浜スタジアムで販売されている「青星寮カレー」。具材がごろりと大きいのが特徴だ(横浜DeNAベイスターズ提供)
横浜市教育委員会は24日、地元球団・横浜DeNAベイスターズの若手選手が暮らす「青星(せいせい)寮」のカレーのレシピをアレンジし、5月に市内全小学校の給食で提供すると発表した。本物の味にこだわり、タマネギをアメ色になるまで炒め、赤ワインやクミンパウダーも使う本格派だ。
青星寮は横須賀市にあり、入団した選手はまずここに入る。カレーは長く続く寮の伝統メニューで、飽きのこないシンプルな味が特徴だ。「野球選手は身体が資本。おなかがすいたらいつでも食べられるようにしてある」と広報担当者。昨年からは横浜スタジアムでも販売し、ファンに人気を博している。
「辛いものが苦手な選手でも食べられる味で、給食にぴったり」と、横浜市教委健康教育課の指導主事で栄養教諭の鈴木恵子さんは話す。ベイスターズと市がスポーツ振興で協定を結んでいることもあり、レシピの提供を受けて小学校で給食として出すことになった。
青星寮カレーは缶詰として市販…