「アバッセたかた」には開業とともに多くの買い物客がつめかけた=27日午前、岩手県陸前高田市、福留庸友撮影 東日本大震災の津波で壊滅した岩手県陸前高田市の中心市街地に27日、大型商業施設「アバッセたかた」がオープンした。中心部のかさ上げ地で初めて開業する施設。震災から6年以上が経ち、ようやく「まちの顔」ができあがった。 施設は標高約9~12メートルまでかさ上げされた市街地の拠点区域(約20ヘクタール)に建てられた。鉄骨一部木造平屋建ての3棟で、延べ床面積は計約8千平方メートル。スーパーや飲食店など21店が入り、7月には併設の図書館も開館する。 拠点区域内の店は今後、飲食店などを含めて約100店になる予定だ。戸羽太市長は式典で「今日から新しいまちづくりが始まる。前を向いて復興を果たしていきたい」と述べた。 1961年に開店した文具店と書店が津波で全壊した伊東孝さん(63)は、文具と書籍を取り扱う店を施設内に新しく開いた。 一緒に経営していた弟の進さん(当時54)を震災で亡くし、直後は再開を考えられなかった。でも、入学式を控えた子どもがいる保護者に「文房具がほしい」と頼まれ、震災の1カ月後に約40平方メートルのプレハブ仮設店舗で営業を始めた。 「大変な時に店を開いてくれてありがとう」。品数は少なくても、客からかけられる感謝の声と子どもたちの笑顔を見て、本格的な再建を決意した。 新しい店の売り場は265平方メートルに広がり、「奇跡の一本松」が描かれたクリアファイルやしおり、震災関連の写真集などを置く。孝さんは「弟が頑張れと励ましてくれている。傷は深くても、ふるさとをよみがえらせたい」と誓った。(渡辺洋介) |
陸前高田、まちの顔ようやく 市街地に商業施設開業
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