安倍内閣は24日午前、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)にあたる陸上自衛隊の施設部隊の派遣期限を、今月末から撤収期限の5月末まで2カ月間延長する実施計画を閣議決定した。これにあわせて稲田朋美防衛相は同日夕、施設部隊を5月末で撤収する自衛隊行動命令を出す方針。
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一方、施設部隊とは別に、現在4人を派遣している国連南スーダン派遣団(UNMISS)司令部への要員派遣は継続することを決めている。期限を来年2月末まで延長した。
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