南阿蘇、カレー店で再起 周囲後押しで元スナック衣替え——贯通日本资讯频道
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南阿蘇、カレー店で再起 周囲後押しで元スナック衣替え

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イノシシカレーを提供する佐野徳正さん(右)、梅子さん夫妻=27日午前11時48分、熊本県南阿蘇村、金子淳撮影


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熊本地震で被災した熊本県南阿蘇村の黒川地区にあるスナック「まどか」が27日、カレーショップとして営業を再開した。地区はまだ無人に近いが、周囲の後押しで再出発を決めた経営者夫妻は、片付けに戻る住民や復興事業に携わる人たちの憩いの場になれば、と思っている。


特集:熊本地震


「1年がたってようやく一歩が踏み出せた気持ちです」。この日朝から20食分のカレーを準備した佐野徳正さん(74)と妻梅子さん(71)は、そう話した。「復興カレー まどか」と書かれた看板は支援者が手作りで用意した。


「まどか」は夫妻が1980年に喫茶店として始め、88年にスナックに衣替えした。


昨年4月16日の本震で店の裏の自宅が大規模半壊。地盤をコンクリートで固めた店の建物は無事だったが、食器棚が倒れ、食器類はほとんど壊れた。貯金をはたいて自宅は修理したものの、「年も年だし、店はやめよう」と考えていた。


だが、地区内の家の片付けを手伝う全国のボランティアに店を休憩所として開放した夫妻に心を打たれた周囲の人々が動き出した。


地震後に村の住民が立ち上げた「南阿蘇ふるさと復興ネットワーク」の吉村孫徳事務局長(71)らが「黒川には必要な場所だ」と冷凍庫から食器棚、コップまで再開に必要な物をリサイクルショップなどから調達。コーヒーメーカーを寄付してくれた知人もいた。


年が明けたころには、「年金で…



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