中日クラウンズ最終ラウンド、3番でティーショットの行方を見つめる宮里優作
男子ゴルフツアーの中日クラウンズ(名古屋GC和合 6545ヤード=パー70 優勝賞金2400万円)は30日、最終ラウンドがあり、首位で出た宮里優作が5バーディー、3ボギーの68で回って通算13アンダーとし、2季ぶりの優勝を果たした。ツアー通算4勝目。通算12アンダーで3人が並んでいた18番で、バーディーを奪って勝利を決めた。昨年の大会で2位だった片岡大育(だいすけ)は2打差の4位で、第2ラウンドまで首位を走った今平周吾は5位。宮里優とともに首位で出た武藤俊憲は5連続ボギーが響いて6位で終わった。予選ラウンドを青木功、尾崎将司とともに回った20歳の星野陸也が、この日最少の65で回って24位。小平智も24位、池田勇太は52位だった。
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〈2位の藤本佳則〉「チャンスで取れなかったので仕方がない。お手上げです」
〈2位の谷口徹〉18番でバーディーを取り、一時首位に並んだ。シニアツアー出場権を目前とした49歳は、「今年色々とトライして、結果も良くなってきた。(優勝争いは)面白かったなあ。これからが楽しみ」。
〈4位の片岡大育〉2年連続の最終日最終組だが、昨年の2位に続いて優勝を逃した。「ショットは完璧に打てていて、手応えはある。昨年からの忘れ物があるので、来年頑張ります」
〈6位の武藤俊憲〉首位でスタートし、2番でイーグルを奪ったが、4番から5連続ボギー。「紙一重。攻めた結果で、バーディーを狙っていく姿勢は貫けた。ゴルフは難しいですね」