南北海道大会 室蘭栄―駒大苫小牧 一回裏駒大苫小牧無死満塁、林田(右)が満塁本塁打を放ち、仲間と笑顔でタッチ=とましんスタジアム、野口隆史撮影
第99回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の地方大会は29日、南・北北海道大会の計21試合があった。南北海道の室蘭地区2回戦では、10年ぶりの全国選手権出場を狙う駒大苫小牧がコールド発進。北北海道の釧根地区では、2014年の全国選手権に出場した武修館が2回戦を突破した。
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今春の北海道地区大会を4年ぶりに制した駒大苫小牧が、南北海道大会の室蘭地区2回戦に登場。五回コールドで快勝し、10年ぶりの夏の甲子園に向けて好スタートを切った。
一回裏、4番林田が右越えに満塁本塁打を放って先制。四回にも5長短打などで6点を加えた。
春の北海道大会では4試合すべてで逆転勝ちするなど、粘り強さも持ち味だ。佐々木孝介監督(30)は、2004年に深紅の優勝旗を初めて北海道に持ち帰った時の主将。「春は春、夏は夏。一戦一戦を全力で戦うだけ」と気を引き締めていた。