第99回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の地方大会は22日、岩手の決勝と秋田の準決勝が雨のため中止となったが、39大会で159試合があった。2大会で決勝が行われ、北北海道では滝川西が延長の末、19年ぶりに夏の甲子園切符をつかんだ。福島では聖光学院がサヨナラ勝ちし、戦後最長を更新する11年連続出場を決めた。
動画もニュースもたっぷり!「バーチャル高校野球」
各大会の組み合わせ・ライブ中継予定はこちら
みんなで決める歴代名勝負 甲子園ベストゲーム47
10大会で決勝のカードが決まった。昨夏の全国選手権優勝の作新学院(栃木)が苦しみながらも決勝へ。同準優勝の北海(南北海道)も勝ち上がった。長野では選手権出場35回を誇る松商学園と2年連続をめざす佐久長聖が対戦。佐賀では初出場がかかる早稲田佐賀と15年ぶりを狙う鳥栖の顔合わせとなった。3年連続をめざす中越(新潟)や2年連続をめざす山梨学院も決勝へ駒を進めた。
大阪では今春の選抜優勝の大阪桐蔭、同準優勝の履正社がそれぞれ4回戦へ。選抜に21世紀枠で出場した多治見(岐阜)は4回戦敗退。選抜優勝経験があり、2年ぶりの夏の甲子園をめざした敦賀気比(福井)は準々決勝で姿を消した。
西東京では昨夏代表の八王子と創価が延長15回引き分けで再試合となった。
23日は南北海道、岩手、山形、栃木、新潟、長野、山梨、香川、佐賀、長崎、宮崎の11大会で決勝がある。秋田は23日も中止が決定、準決勝は24日に順延された。