漁師の漁場探し、スマホでお助け 九大が予測IT開発へ——贯通日本资讯频道
您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> ビジネス >> 正文
漁師の漁場探し、スマホでお助け 九大が予測IT開発へ

写真・図版


佐賀県玄海水産振興センターの伊藤毅史技師(右)と話す呼子の漁師、折尾善久さん。「水温は大事ばい」と言う=25日、佐賀県唐津市


写真・図版


「漁師の勘」に頼らなくても、いつどこに行けば水揚げできるかを精度良く予測するシステムの開発に、九州大と長崎、佐賀、福岡の3県が乗り出した。漁場予測が難しい沿岸漁業向けでは世界でもほぼ例がないという試みが、九州北部の海を舞台に進んでいる。


連載:九州さかな日和。


■海水温などデータ化


スマートフォンで九州大の海況予報実験のページを開く。すると、九州から朝鮮半島までの地図の上に、水深50メートル、100メートルでの水温と塩分濃度の分布が、色のグラデーションと等高線のような白線で示された。水深90メートルまでの潮流の向きと強さを、4色の矢印をびっしり並べて表示するページもある。当日から翌日までの状況を予報したデータマップだ。


いまはまだ人工衛星の観測データなどに基づく理論的な予報。今後は、漁船に取り付けた観測装置でとらえた海中の水温などを、スマホやタブレットを通じて送信。九州大応用力学研究所のスーパーコンピューターで解析し、精度を高める。昨年度は沿岸の約50漁業者が協力し、現場のデータを集める試験をした。


衛星や観測船などのデータから、広域の潮流を予報するモデルは既に開発している。だが、沿岸に近ければ近いほど、流れ込む川の水や地形、海流などの影響が入り組んで、精密な予報は困難だった。今回は、漁船のよりきめ細かい観測をいかして、沿岸までの詳細な予報を可能にする。0・5キロ四方で3日先まで予報できるよう実験中だ。


海水温や潮流だけではない。長崎県総合水産試験場、佐賀県玄海水産振興センター、福岡県水産海洋技術センターはそれぞれ、「明日どこが漁場になるのか」を予測し、地元の漁業者に絞って提供するところまで目指す。九大がはじき出す海況予報と、過去の漁獲実績、魚が好む水温や塩分といった研究成果を組み合わせる。まずは、ケンサキイカ、マアジ、トラフグなど5種類を対象にする。



新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

復旦大学が「着るディスプレイ」を開発、百回洗っても大丈夫
透明ディスプレイが到来?多色透明の新表示技術が開発
英中米の研究者、血糖値を測定できるコンタクトレンズを開発
中国独自開発の太陽コロナ観測機、白色コロナ画像の撮影に成功
2020年中国の基礎研究費、研究開発費に占める割合初めて6%超に
ヒマワリの種を食べながらアート作品を作っちゃおう! 湖南省
武漢発の新型コロナ不活化ワクチンが販売開始
元宵節を祝う「冬季五輪ランタン展」開催 河北省張家口
中国、国家郷村振興局を新設
星空の下で透明に輝く賀蘭山の幻想的な氷の滝 寧夏
中国科学院昆明植物研究所、毒キノコの検査試薬キットを開発
中国の学者、コンピュータ補助による脳卒中診断を開発
「人工太陽」の「スーパー材料」、中国が独自開発
運営効率数倍増!中国のチームが量子コンピュータOSを開発
運営効率数倍増!中国のチームが量子コンピュータOSを開発
マカオ大学が消毒ロボットを開発、消毒・殺菌効果は99%
安徽省淮北市、「ミスト栽培コンテナ」で農業をサポート
中国、アジア最大の単一口径アンテナを独自開発
「殲-20」の大規模配備は行われたか? 国防部の回答
浙江省の大学、英単語暗記アプリを独自に開発
天津の大学生、ホルムアルデヒドを低コストで効果的に除去する方法を開発
香港理工大学、アジア初の遠隔操作実験室を開発
中国の科学者、レンコンからインスピレーションを得て縫合糸新材料を開発
ベラルーシ、中国・ベラルーシ産業パークで5G実験に成功
浙江省の大学生、24時間プリントできるクラウドプリンターを開発