長谷部誠
日本サッカー協会は24日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選の豪州戦(8月31日、埼玉)とサウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に臨む日本代表選手27人を発表した。右ひざの手術を受けたMF長谷部誠(フランクフルト)が、今年3月のアジア最終予選以来の復帰となった。ケガなどで状態が心配されたFW本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)も選ばれた。
J1で得点ランキング2位14得点のFW杉本健勇(セ大阪)が2015年5月の国内組を対象とした代表候補合宿で選ばれて以来の選出となった。また、FW武藤嘉紀(マインツ)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、MF小林祐希(ヘーレンフェイン)も復帰した。けがを抱える選手が多く、状態を確認するため、通常よりも多い27人の選出となった。
最終予選B組首位の日本は豪州戦、サウジ戦のどちらか1試合に勝てば、6大会連続6回目のW杯出場が決まる。2連敗した場合などはA組3位とホーム・アンド・アウェー方式のプレーオフを戦い、勝てば、北中米カリブ海代表との大陸間プレーオフへ進んでW杯出場を目指す。
■代表入りした27選手
▽GK 川島(メッス)東口(ガ大阪)中村(柏)▽DF 長友(インテル・ミラノ)槙野(浦和)吉田(サウサンプトン)酒井宏(マルセイユ)酒井高(ハンブルガーSV)昌子、植田(鹿島)三浦(ガ大阪)▽MF 長谷部(フランクフルト)山口(セ大阪)高萩(FC東京)井手口(ガ大阪)小林(ヘーレンフェイン)柴崎(ヘタフェ)香川(ドルトムント)▽FW 浅野(シュツットガルト)久保(ヘント)本田(パチューカ)乾(エイバル)武藤(マインツ)原口(ヘルタ)岡崎(レスター)杉本(セ大阪)大迫(ケルン)