最近、中日韓は『東アジア文化都市2021』の選出都市を共同発表した。選出されたのは、中国の紹興市と敦煌市、日本の北九州市、韓国の順天市。『東アジア文化都市2021』は3か国の重要な文化協力事業となっている。
これについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は22日の定例記者会見で、「中日韓協力は東アジア協力の重要部分をなしており、その原動力でもある。中国は3か国協力を非常に重視しており、日韓と緊密な意思疎通を継続し、中日韓協力が絶えず新たな進展を得るよう後押しし、新型コロナウイルス感染症収束後の経済回復に新たな原動力を与え、地域と世界の平和・安定及び発展・繁栄に新たな貢献をすることを望んでいる」と述べた。
また汪報道官は、「今年、突如訪れた新型コロナウイルス感染症を前に、中日韓は共に努力して各分野の実務協力を推進し続け、望ましい成果を挙げた。我々は新型コロナウイス感染症に関する特別外相会議、運輸・物流担当相特別会議、財務相・中央銀行総裁会議、知的財産権局局長会議及び2回の保健相会議を相次いで開催して、新型コロナ対策協力の強化、地域の産業チェーンとサプライチェーンの安定維持、経済回復の促進などについて多くの共通認識に至った。それと同時に、『東アジア文化都市』の選出、文化産業フォーラム、『悟空杯』中日韓青少年漫画コンテストなどのブランドプロジェクトを計画通り順調に実施し、3か国国民の交流と友情を力強く促進した」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月23日