色彩豊富な青森県民手帳。左からまぐろブラック、りんごレッド、だけきみイエロー、けまめグリーン、さばブルー
全国40の県民手帳を扱う東京都内の生活雑貨店「ロフト」で、青森県の県民手帳が根強い人気を誇っている。取り扱いが始まった2014年版以降、常にベスト3以内で、15、16年版は1位に輝いた。「さばブルー」「りんごレッド」など特産品にちなんだ豊富なカラーバリエーションに加え、スケジュール表に添えた旬の食べ物案内などが「ガイドブック代わりになる」と好評のようだ。
現在販売中の18年版は、「りんごレッド」をはじめ、特産のトウモロコシにちなんだ「だけきみイエロー」「けまめ(枝豆)グリーン」「さばブルー」「まぐろブラック」の全5色を展開。ロフトの担当者によると、他県は黒と赤という場合がほとんど。1色しかない県も多いといい、「他県にはない色が女性にも受けているのでは」と話す。
ページをめくると、月ごとのスケジュール表に旬の魚介類や野菜の紹介が添えられているほか、週間表の随所に「日本プロ野球史上初めての完全試合は青森市営球場で達成」など豆知識が盛り込まれている。
編集した県統計分析課によると…