坂本花織の女子SPの演技=樫山晃生撮影 天に向かって両手を広げ、笑顔を見せる坂本花織選手。氷上に刻まれたブレードの軌跡はまるで抽象画のよう。完成したばかりの武蔵野の森スポーツプラザ(東京都調布市)で21日から始まった全日本フィギュアスケート選手権で、朝日新聞社の映像報道部は、遠隔操作のカメラを使い、今まであまり目にすることのなかった角度からの写真撮影に挑んでいる。 フィギュア写真特集 Kiss and Cry 遠隔カメラはロボットカメラとか「robotics camera」と呼ばれる。上下左右に移動できる電動の雲台に一眼レフカメラが載せられている。今大会では日本スケート連盟から許可を頂いて、照明やスピーカーをつり下げるためのトラスに重さ約35キロの装置を設置させてもらった。 ロボットカメラを撮影現場で見かけるようになったのは2012年のロンドン五輪のあたりだ。それまでは頭上からの撮影といえばカメラマン自らが登って撮るか、高いところに固定したカメラに無線で信号を送ってのリモート撮影だった。前者の場合はまずカメラマンが登れる場所が必要で、機材やカメラマン自身の落下の心配があった。カメラを固定する場合には、その画角に被写体が入ってくる必要があった。 話は飛ぶが朝日新聞社主催の全国高校野球選手権大会でも、人力による撮影が行われていた。銀傘と呼ばれる阪神甲子園球場の内野席の屋根下に通称「鳩(はと)の巣」と呼ばれたフォトポジションがあり、高いところから本塁のクロスプレーなどを狙った。撮影位置へは柱をよじ登らなければならず、子どもたちに指されて笑われたり、登ったが最後、ご飯にもトイレにも行けないという不人気ポジションだった。 甲子園球場の改修工事で鳩の巣ポジションがなくなり上からの撮影は一時途絶えたが、17年の夏に初めて銀傘下にロボカメを設置。記者席から操作をして撮影をした。18年の100回大会もロボカメで撮影した写真が紙面を飾ることになる予定だ。(樫山晃生) |
フィギュア選手を上から…天井カメラ活躍 昔は人力撮影
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