希望の党の古川元久、民進党の増子輝彦両幹事長は14日、東京都内で会談し、22日の通常国会開会までに統一会派を結成することで大筋合意した。統一会派が実現すれば会派所属の議員数が衆院でも立憲民主党を超え、衆参両院で野党第一会派となる。
会派結成をめぐっては、安全保障関連法に対する両党の姿勢の違いが課題となっていた。両党幹部によると、希望は民進に配慮し、合意文書で安保関連法に関して「違憲」との文言を入れることで調整している。
会談後、古川氏は「通常国会に間に合うことを念頭に党内調整を進める」、増子氏は「私と古川氏の間では事実上合意した」と記者団に語った。ただ、両党内には会派の結成に反対する議員もいて、党内手続きは曲折も予想される。
統一会派は昨年12月、民進が…