記者会見に臨む羽生結弦=13日、韓国・江陵、白井伸洋撮影
羽生結弦(ANA)が13日午前、平昌五輪のフィギュアスケート会場・江陵アイスアリーナで記者会見に臨んだ。全ての一問一答は次の通り。
2018年平昌オリンピック
フィギュアスケート特集 Kiss and Cry
SPIN THE DREAM 羽生結弦
羽生、早歩きでファンの前に 右足首の違和感見られず
――はじめに羽生選手からコメントをいただきます。
「えっと……(数秒ためて)コメントと振られてもどうしたらいいか分からないんですけど(笑いながら)、とりあえず、けがをしてから3カ月間、本当に試合を見るだけだったし、スケートも滑れない日々が長くて、すごいきつい時期を過ごしましたけど、こうやって無事にオリンピック会場でメインのリンクで滑ることができてうれしく思います。まだまだ試合が始まったわけではないですし、気を緩めるつもりはないですけども、しっかりと集中しながらできることをちょっとずつやっていきたいと思っています」
(ここで通訳が英語に訳し、関係者が質疑に移ろうとしたところで羽生がマイクを持った)
「もう1個だけいいですか。本当に自分がけがをして苦しい時期もですけど、本当に年が明けてからも、たくさんいろいろな方々から、応援のメッセージをいただきました。そして本当に感謝の気持ちで今いっぱいでいます(ここで声が優しくなる)。まだ試合が終わっていないのでこういうのもちょっと変かも知れないですけど、たくさんのメッセージをありがとうございました。そして、メッセージの力も自分の力、演技につなげたいなと思います」
――過去も未来も関係ないとお…