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ネットで資金集め鉄道保存 熊本の旧東急「青ガエル」も

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-3-30 10:02:29  点击:  切换到繁體中文

 

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光沢のある緑色に塗り替えられた青ガエル=3月27日、熊本市北区、杉山歩撮影


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東急電鉄で「青ガエル」の愛称で親しまれ、熊本で現役生活を終えた古い車両の保存に、ネットで資金を募る「クラウドファンディング」(CF)が一役買った。経営が厳しい地方の鉄道も全国から維持費などを集められるCFが、各地で「鉄道遺産」を守る新たな手段になっている。


テツの広場


2月10日、熊本電鉄の北熊本駅に男女14人が集まった。お目当ては、ぷくっとふくれた外観が目を引く古い車両で、熊本電鉄で2年前まで走った東急の初代5000系だ。


この日、車両は塗装の塗り直し中で、集まったのはCFでその費用を出資した人たち。出資の「返礼」の見学ツアーだ。数年前、熊本に青ガエルに乗りに来た東京都の女性(49)は「青ガエルを残せるなら、と出資した。CFは参加しやすい」。


青ガエルは100両以上がつくられ、1954年から東急の主力車両として活躍。東急で引退した86年以降は中古車として各地の私鉄に活躍の場を移した。熊電は全国でも最後の現役車両だったが、2016年2月に営業運転を終え、解体予定だった。


そこに、惜しむ声を上げたのが鉄道ファンだった。熊本在住のファンが集まる「鉄道創研」事務局の斉場俊之(44)が、熊電に持ちかけた。「車体を保存できないか」


熊電の運輸課長の中野育生(52)は当初、「費用もかかるし、動かせる状態での保存は難しい」と考え、他の場所での展示など静態保存の協議を進めた。だが「ラストラン」を控えた姿がテレビで放映されると、首都圏などから問い合わせが殺到。駅のホームは、最後の雄姿を撮影するファンであふれた。


その様子を目にし、「移動手段が鉄道中心の都会はファン層の厚さ、熱量が圧倒的に違うな」と感じた中野。30年以上も赤字の鉄道事業にとって「またとない集客手段になる」と考え直し、保存を決めた。ファンが全面協力し、モーターなどのメンテナンスを熊電が担い、塗装修復の費用はCFを通じてファン側が負担することになった。


昨秋、熊電とファン有志が出資を募ると、目標額の200万円を上回る256万円が集まった。出資者の3分の2が関東地方の人だった。青ガエルは今後、運転体験会を開くなどして活用していく。


今年2月11日には、福岡県の筑豊地方を走る平成筑豊鉄道の金田駅で、気動車「キハ2004」の運転体験会が開かれていた。かつて単線区間での衝突を避けるために行われた「タブレット交換」など、マニア好みの要素が満載だ。関西や首都圏などから12人が集まり、動力を車輪に伝えるシャフトの動きを撮影していた。


この気動車は、実は平成筑豊鉄道で走っていた車両ではない。15年、ひたちなか海浜鉄道(茨城県)での営業運転を最後に引退した車両だ。ファンの間で人気が高く、平筑鉄道のOBらが保存運動を展開。平筑鉄道で譲り受けるため、16年8~9月に輸送費の出資をCFで呼びかけたところ、800万円の目標を上回る890万円が集まった。今後もイベントなどに活用していく。


鉄道へのCF活用は各地で広がっている。きっかけは、千葉県を走る銚子電鉄の経営危機だったといわれる。鉄道事業の赤字を「ぬれせんべい」の販売で補ってきたが、14年1月の脱線事故で壊れた車両の修理費が出せず、減便に追い込まれた。


当時、地元の商業高校3年だった和泉大介(21)は課題研究の授業の中で銚子電鉄の危機を知った。「ネットでお金を集めたらどうでしょうか」と提案された担当教諭の石毛宏幸(57)は「CFという言葉自体を初めて聞いた」。それでも「街頭での募金では限界がある。このままでは廃線の危機です」と訴える和泉の熱に押され、CFの仕組みを学び、銚子電鉄と一緒に実行に移した。


目標は300万円だったが、高校生が資金集めに動く姿はテレビや新聞で大きく取り上げられ、直接お金を持ち込んだ人の分を含め500万円以上集まった。台車修理などに使われ、15年4月に車両はまた走り始めた。


JR北海道の711系電車「赤電」や寝台特急「北斗星」の客車など、引退した列車や駅施設のお色直しなどにもCFが使われてきた。CF運営大手「READYFOR」(東京)によると、通常は期間内に目標額に達するCFは75%ほどだが、鉄道関連はほぼ100%。「鉄道ファンは仲間意識が強く、協力が得やすい。非売品グッズの返礼品を求める傾向が他の分野の愛好家に比べて強い」とみる。


人口減などで、地方の鉄道の経営環境は厳しい。国土交通省によると、全国の中小規模の民間鉄道会社175社のうち、半数以上は鉄道事業が赤字(2015年度)だ。関東と関西は比較的黒字が多いが、九州では全社が赤字など、地域差も大きい。


そうした中、CFは鉄道会社にとってファンや利用者と近づく新しい手段となっている。とはいえ、長い目での利用促進や生き残りのためにはやはり、「幅広く人を呼び込めるような営業努力がさらに必要」(熊本電鉄の中野育生)でもある。=敬称略(杉山歩、大畑滋生)




 

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