セ大阪とFC東京の試合を視察に訪れた日本代表の西野朗監督=内田光撮影
サッカーの日本代表の西野朗監督が14日、ヤンマースタジアム長居であったJ1のセ大阪―FC東京戦を視察した。監督就任後、初めての視察で「タイトなスケジュールの中で、できるだけ選手をチェックしなければいけない」と今後に向け、意気込んだ。
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W杯に臨む代表メンバーは23人。「いままでの代表選手はもちろん、全体をもう一度という考え」と横一線を強調。最終登録は6月4日までだが、各チームは5月14日までに35選手を予備登録しなければならない。日本代表はそれまでに合宿や練習試合を組むことはできない。西野監督は視察だけで35選手を選ぶ必要がある。
Jリーグのクラブは週に2試合がある過密日程で、選手のコンディション維持は難しい時期にある。「どういう選手の状態が良く、どういうシステムを作れるか。選手と戦術、戦略とをあわせながら試合を見なければいけない」と語った。
アジア・チャンピオンズリーグの1次リーグ最終節(17、18日)後に、代表スタッフが集まり、話し合う予定だ。