歌舞伎俳優の市川海老蔵さん（４０）と長男の堀越勸玄（かんげん）ちゃん（５）は２０日、千葉県成田市で催された成田山開基１０８０年祭記念大開帳で奉祝のお練りに臨んだ。その後、２人は記者会見した。

――お練りを終えた感想を。

海老蔵さん 終わりましたねえ。成田山の１０８０年ということで、私も子供のころから、ちょうど彼（勸玄ちゃん）ぐらいのころから父（故・十二代目市川団十郎）の背中にくっついて、お練りをさせていただいて、今回は５回目くらいかしら、その都度、成田の市民の方々が本当に熱い応援をしてくださることは、素直に感動ですねえ。成田山新勝寺と市川宗家・成田屋とのご縁を深く感じますね。

ちょうど、私は、１０７０年だと３０歳、１０８０年だと４０歳、１０９０年だと５０歳となるわけで、節目の年にゼロと。こうなるとは思わなかったですね、そういう立場で来るってことは。気が引き締まります。

――今日はずっと勸玄ちゃんの手を引いておられました。

海老蔵さん あまりにも天気がよくてね。頭の上が熱くなってしまって、熱中症になったら困るなあと、思って、気を使っていたんですけど、（勸玄は）お構いなしに楽しんでいたようですね。

――勸玄君、お練り、楽しかったですか。

海老蔵さん 楽しかった？ 楽しかったでしょう。

勸玄ちゃん た・の・し・か・っ・たじゃなくって、逆。

海老蔵さん 楽しかったじゃなくっての逆だから、楽しかったってことでしょう。

勸玄ちゃん 違う、逆だって。

海老蔵さん 楽しかったのじゃ…