「福宝(フーバオ)」とお母さんパンダの「愛宝(アイバオ)」(韓国・聯合ニュース)
韓国・ソウル近郊のテーマパーク・エバーランドで生まれたパンダのメスの赤ちゃんがこのほど、生後100日を迎えた。韓国・聯合ニュースの報道によると、エバーランドは今月4日、7月20日に生まれたこの赤ちゃんの名前が「福宝(フーバオ)」に決まったと発表した。海外網が報じた。
パンダの赤ちゃん「福宝」(韓国・聯合ニュース)
「福宝(フーバオ)」とお母さんパンダの「愛宝(アイバオ)」(韓国・聯合ニュース)
2016年3月、パンダの「愛宝(アイバオ)」と「楽宝(ロバオ)」は中国友好大使として、四川省都江堰市から2400キロ離れたエバーランドにやって来た。同テーマパークはソウルから車で2時間の場所にある。そして、今年7月20日夜、「愛宝」と「楽宝」の間に、メスの赤ちゃんが生まれた。
「福宝」を抱っこする飼育員
「福宝」は生まれた当時、体重197グラムだった。元気に成長できるようにと、エバーランドは特別に「1人部屋」を準備。SNSを通して、多くの人に成長を見てもらい、しばらくはエバーランドでの一般公開はしない計画となっている。
生まれたばかりの「福宝」
生後50日の「福宝」
「福宝」が生まれて50日経った9月10日、エバーランドはそのかわいい画像を公開し、ネット上で好評を博した。韓国SBSの女性アナウンサーは「福宝」を紹介する時、「かわいい、本当にすごい勢いで成長している!」と思わず感嘆していた。
韓国メディアの報道のスクリーンショット(SBS)
飼育員のきめ細かな世話の下、「福宝」はすくすくと成長し、体重は10倍以上の2キロとなった。パンダは初期生存率が非常に低いため、健康状態が安定期に入る生後100日ごろになってから名前をつけるのが慣例となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月5日