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芸人が街行くおばちゃんと旅へ 関西ローカル旅番組好調

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たむらけんじ(左)と初対面の一般女性が一緒に旅ロケに出かける番組の一場面=2018年5月10日午後4時54分、奈良県葛城市當麻


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在阪局がつくる個性豊かなローカル旅番組が好調だ。お笑い芸人が街行くおばちゃんと一緒に旅に出発したり、タレントが突然、地方の農家や漁師宅をお邪魔したり。人々や地域の魅力を引き出すほか、有名人のキャラクターを生かした企画も人気を集めている。


5月のある朝、JR姫路駅近くの路上で芸人のたむらけんじがテレビカメラの前で話し始めた。すると突然、通りかかった女性2人が声をかけてきた。「テレビでいつも見ててん。うれしいわあ。どっか行くんですか?」


「無視できへんなあ」とたむら。トークを切り上げて声をかけ、一緒に日帰り旅行することが決まった。出会ってから1時間も経たないうちに3人は奈良県へ向かった。


たむらが通りすがりの「おばちゃん」を誘って旅ロケに出かける「いきなり! 日帰りツアー」。関西テレビで平日午前9時50分から放送されている情報番組「よ~いドン!」の名物コーナーの一つ。2013年から毎週火曜に放送され、放送回数は250回超。これまで広島・宮島や和歌山・高野山など様々な場所を旅してきた。


ロケ先で人探しから始めている。同行者が見つからず、3時間以上も通行人に声をかけ続けたこともあった。最近は企画の認知度が高まり、声をかけられることも増えたという。


記者が同行取材した放送回(22日)は、撮影開始から5分も経たずに旅の道連れが見つかった。一行はロケバスで2時間ほどかけて奈良・葛城高原を訪れ、食事やハイキングを楽しんだ。


番組ではたむらが女性たちと自由な会話を繰り広げ、その掛け合いがクスッと笑わせる。たむらは「タレントみたいなコメントは求めていない。普通のおばちゃんたちは、それだけでおもろい。ごはんを食べても『おいしい』以外の素直なコメントが色々出てくる」。



関西地方周辺の街を訪ねる旅番組「えぇトコ」(NHK大阪放送局)も有名人と地元の人々が触れあうシーンが多く出てくる。


ロケの前にスタッフが10日ほど歩き回り、地域に眠る「ちょっと知らない話」を掘り起こす。撮影では農家や漁師宅にお邪魔し、地元で採れた食材を振る舞ってもらうなど、地域の特色がにじみ出るように工夫しているという。


河村誠チーフプロデューサー(52)は、番組に一般人を多く登場させる理由について「その土地の人々を紹介して、活字にならない土地の空気みたいなものを描きたい」と話す。


タレントの個性を前面に出す番組もある。今年、放送開始10年目を迎えたテレビ大阪の「おとな旅あるき旅」。「必殺シリーズ」で知られる俳優の三田村邦彦が、電車で旅をしながらおいしい食べ物を求めて歩く。


番組開始からしばらくして三田村本人がロケに出るようになった。さらに3年目くらいには、「酒好き」のキャラクターを打ち出そうと、酒を飲みながら地域の魅力を紹介する展開が定着した。今では、紹介されたお店などをめぐる視聴者も多くいるという。


「昔は番組でお酒を飲むこと自体が画期的。『朝から堂々と飲んでいて、おもしろい』と言われた」と羽柴康晴プロデューサー(37)は振り返る。「三田村さんの自由な雰囲気を生かしながら、これからも気負わず、長く番組を続けたい」(杢田光)


旅番組はどんな変遷を遂げてきたのでしょうか? 大阪出身のテレビコラムニスト桧山珠美(ひやまたまみ)さんに聞きました。



旅番組の中でも、街をぶらぶら歩く「散歩番組」は、今や見ない日はないほど重要なコンテンツです。こうした番組は元々、地域密着の番組を作ってきた地方局の「お家芸」でした。


1980年代に放送された角(すみ)淳一アナウンサーらが台本なしで夜の街をぶらぶらする「夜はクネクネ」(毎日放送)は、ルーツとも言える番組。特に大阪の人はノリがよく、タレントに対してフレンドリーな印象があります。どの地域にも、おもろいおっちゃんやおばちゃんがいる。そんな「素人の力」に支えられた番組も多いです。


バブル崩壊後、東京のテレビ局の懐事情が厳しくなり、散歩番組が一挙に増えました。セットを組まずに、少人数のスタッフで撮影でき、低予算で済むことも背景にあります。2006年にテレビ朝日で始まった故・地井武男さんの「ちい散歩」がブームに火を付けました。


気軽に海外旅行ができなかった時代、遠い世界を見せるのがテレビの役割の一つでした。しかし、今は「身近だけどあまり行かない場所」を訪ねる番組が増えていると感じます。商店街などで人々が触れあう場面は、視聴者に懐かしさや憧れなどの気持ちを呼び起こします。


番組が乱立し、やり尽くされた感もありますが、ひとひねり加えた番組が出てきました。口コミや写真を頼りにしたり、お酒を飲んだり、各局が趣向を凝らしています。同じ場所でも、訪ねる人や季節が変われば、色んな「ネタ」が出てくる。これからも味付けを変え、様々な番組が出てくるでしょう。



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