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石原さとみさんが震えた台本 「刺さるようなセリフが」

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-6-23 12:12:48  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


石原さとみ=篠塚ようこ撮影


ドラマ「高嶺の花」に主演の石原さとみさん


「あー、きた!」石原さとみさん、憧れだった野島作品に


石原さとみ「知らない自分に会える」 4年ぶりの舞台


アイメイクは強く。チークは控えめに。才色兼備の華道家の勝ち気さを表した。


メイクは役作りの一部。自ら考え、整える。


「キャラクターのパーソナルな部分が表れるのって、女性はやっぱりメイクやファッション。それは0を1にする作業で、どう形作っていくかは自分次第」


名家の令嬢と凡夫の恋を描く日テレ系のドラマ「高嶺(たかね)の花」(7月11日から水曜夜10時)で、主人公の月島ももを演じる。家も富も才も美も、非の打ちどころがない女性だが、心から愛した婚約者に二股をかけられ、結婚式の当日に縁を切られる。プライドを引きちぎられ、嘲笑の的になったドン底で、自転車屋の直人(峯田和伸)と出会い、2人の「格差恋愛」が始まる。


脚本は「101回目のプロポーズ」や「高校教師」で知られる野島伸司が手がけた。


台本を手にしたときは、震えがきた。野島のラブストーリーに出ることは、長年の憧れだったからだ。


どこにでもいそうな男の真っ当な言葉が、ももの心を動かす。それまでに出会ってきた言葉の違いに、2人の「格差」が表れるという。


「刺さるような、考えさせられるような、そして答えが出ないような、『野島節』のセリフがたくさんある」


自尊心の裏で、孤独を抱え愛に飢えた女性を演じ、考えたのは「自立」について。


「ずっと何かのせいにして生きてきた時期もあった。でもそこから脱出したくて。自分に負けないっていうのを課すようになってから、逆に生きやすくなったんです」


31歳。素顔は飾らない。(文・真野啓太 写真・篠塚ようこ)




 

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