大相撲名古屋場所で初優勝した関脇御嶽海(25)=出羽海部屋=が千秋楽から一夜明けた23日、愛知県犬山市内で記者会見し「後半失速せずに2桁勝てたのは自信になった。来場所はもっと変われるのかなと思う」と手応えを語った。
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御嶽海は好調だった要因について、「場所前の稽古で番数をこなすことを意識した。あれが本当に効果があった」と分析。胸を合わせた新大関栃ノ心の存在は大きく、「刺激になった。いずれ(大関に)なれるのかなと目標になった」。
来場所は自身の大関とりがかかる。昇進目安の「直近3場所を三役で33勝」を満たすには11勝以上が必要で「勝ち続けるのみ。上(の地位)を見てはいます」と意欲をのぞかせた。