(14日、大相撲名古屋場所 8日目)
白鵬の体が一瞬、揺らいだ。土俵際に寄った時だ。正代のすくい投げで右上手が切れ、横向きにされた。すぐに向き直ったものの、今度は相手の引き技にバランスを崩しかけた。最後は何とか引き落としたが、万全な頃とは何かが違う。
両横綱が無傷の8連勝、朝乃山3勝目 名古屋場所8日目
相撲特集:どすこいタイムズ
一言で言えば、ここ数日は相撲が雑だ。前日の大栄翔戦も捕まえきれずにはたきの連続。6日目の碧山戦は、時間いっぱいからなかなか腰を割らずに、仕切りが長引いた。余裕のある強さに陰りが見える。
支度部屋の横綱は平静を装った…