(23日、高校野球宮崎大会決勝 日南学園11-8日章学園)
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両チーム計31安打の打撃戦で、日南学園の強打の2番・坂元が躍動した。
8―8の七回2死二塁で速球を振り抜き、右中間を破る決勝三塁打。三、五回に二塁打、四回には2ランを放ち、4安打4打点の大暴れだ。単打が出ない「サイクル安打超え」の活躍に「(サイクルは)少し考えたが、チームの結果が最優先。自分の仕事を果たせた」とはにかんだ。
今夏は2番に固定され、バントはゼロ。「状況に応じた打撃で好機を広げられる」と金川監督。大会前の夜間練習で重さ2・5キロの鉄筋バットを1日500スイングして振る力を磨いてきた。
17安打11得点。昨秋の県大会で初戦敗退した悔しさを糧に、2年ぶりの甲子園切符をつかんだ。金川監督も手応えを口にする。「今年は間違いなく打つ力はある。より高いレベルで甲子園で戦いたい」(甲斐弘史)