(25日、高校野球鹿児島大会決勝 鹿児島実9―1鹿屋中央)
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鹿児島実は4番の一振りが、3年ぶりの夏を引き寄せた。
三回無死満塁。西が内角低めの直球をすくい上げる。打球は右翼スタンドに飛び込み、「1点でも取って相手にプレッシャーをかけたかった。結果的に良かった」と喜んだ。西は計3安打、5打点の活躍。4番が勢いづけた打線は先発全員の18安打で押し切った。
準々決勝は1点に終わるなど、打線は好調ではなかった。準々決勝後、宮下監督が逆方向に打つ意識が強すぎるなどしてチームの打撃から躍動感がなくなっていると指摘。準決勝までの2日間で打撃に重点を置いた練習で修正し、創部100年で19回目の夏の甲子園出場を決めた。(堤之剛)