(25日、高校野球佐賀大会決勝 佐賀商5―2唐津商)
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佐賀商は打者全員がバントの構えから一度バットを引いて打つ“バスター打法”を貫いた。
打者の手元で動くツーシームを操る唐津商の伊藤に対し、最後までボールを見極めるためだ。「どんな形でもゴロを打ち、相手のミスを得点に結びつける」。そんな森田監督の狙いが当たった。五回、七回はいずれも内野ゴロで誘った相手の失策を得点につなげた。
夏の甲子園は県勢最多の通算16回目。前回出場した2008年に指揮していた森田監督は、転勤を経て13年から母校の再建を託される形で復帰した。佐賀商を10年ぶりの代表の座に導き、「今までの悔しい思いを返せてうれしい」と喜びをかみ締めていた。(甲斐弘史)