長崎県警の50代の男性警視が、走行中の車の前に急に入り込んで運転手にけがをさせたとして、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで書類送検されていたことがわかった。県警によると、長崎地検は警視を不起訴処分にしたという。
県警監察課によると、警視は昨年4月、長崎県時津町の国道を走行中、脇道から前方に車が入り込んできた際に相手車両の前方に回り込んだ。急ブレーキをかけた運転手がけがを負ったとして、今年1月に書類送検していた。警視は注意をするために車を止めようとしたと説明しているという。警視は勤務中ではなかったという。