10日午前0時ごろ、長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に隣接する公園で拳銃を持った外国人男性が死亡しているのを、米海軍関係者が発見した。県警は、男性は自殺したとみている。
佐世保署によると、死亡したのは同基地を母港とする強襲揚陸艦「ワスプ」の上等水兵(21)。9日午後11時半ごろ、基地から同署に「自殺をほのめかしていた米軍人が所在不明になっている」と連絡があった。合同で捜索中に公園で男性が倒れているのを、米海軍関係者が発見した。男性は私服姿で、頭から血を流してあおむけに倒れていた。
同基地は「第一次捜査権をもつ佐世保署の捜査に協力している」とコメントした。現場はJR佐世保駅から北西に約1キロで、繁華街に近いエリア。