8日午前8時45分ごろ、千葉市若葉区中野町の県道交差点で、鉄くずを運んでいた大型トラックが横転し、対向車線の軽乗用車が下敷きになった。千葉県警や消防によると、軽乗用車から40~50代とみられる男女3人が救助されたが、いずれも心肺停止の状態だという。
県警は、トラックを運転していた自称・同県八千代市神野の会社員、在原伸悟容疑者(26)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。在原容疑者は業務で同県八街市から東京都内に向かっていたと話し、「鉄くずを30トン以上載せていた。バランスを崩した」と供述しているという。
現場は千葉東金道路の中野インターチェンジから北に約300メートルで、片側1車線の信号機があるY字路交差点。県警によると、左折しようとしたトラックが右側に横転したという。