(21日、プロ野球 西武7―4ロッテ)
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雨にも負けず、風にも負けず、西武の菊池は左腕を振った。7回9奪三振で、4失点。自身4連勝で13勝目を手にし、「最初はどうなることかと思ったけど、気持ちを切らさずに投げられた」と胸を張った。
試合前から雨が降りしきり、ぬかるむマウンド。風もいつもとは反対に本塁から左翼方向へ吹いていた。「初回は修正できなかった」と立ち上がりは荒れ、先頭から四球、死球で3失点。それでも、二回以降は直球を軸にし、投球フォームも右足を低く上げるなど工夫したことで本来の姿を取り戻す。六回2死満塁では5球すべて直球勝負で鈴木を二ゴロに仕留めた。
エースの力投に打線も7得点で応えて、チームは7連勝。10年ぶりの優勝へ、勢いは止まらない。
菊池が1千投球回達成
21日のロッテ戦(ゾゾマリン)に菊池が先発し、四回1死を奪ったところで1千投球回に到達した。プロ352人目。初登板は2011年6月12日の阪神戦。