(7日、プロ野球 阪神1-0広島)
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阪神は七回に大山の適時二塁打で均衡を破った。高橋遥は三塁を踏ませず、8回無失点で2勝目。広島は引き分け挟んで8連敗で、4位転落。
2年目右腕「100点満点」
阪神の2年目左腕、高橋遥の好投が、チームに再び「貯金1」をもたらした。
「制球できなかった」という立ちあがりに唯一のピンチを招いた。一回2死二塁で、打席には広島の4番・鈴木。だが、148キロの直球で見逃し三振。ここから波に乗った。連打を許さず、自己最長の8回を投げて無四死球、無失点。5月30日以来となる2勝目を挙げ、「100点満点です」と笑顔を見せた。
昨季は6月に故障で離脱。その悔しさを晴らすように今季は好投を続ける。ここまで8試合に登板し、7試合で3失点以下。規定投球回数には到達していないが、防御率は1点台だ。矢野監督も「内容も素晴らしく、相手投手にも負けていない」。最高の形で8日から首位巨人を迎え撃つ。
大山(神) 七回に送りバントを決められなかったが、直後、決勝の適時二塁打を放つ。「切り替えて目の前のボールに集中しました」