携帯電話の不適切な営業を行う販売代理店への規制強化に向け、総務省の有識者会議の初会合が開かれた。不要なプランへの加入を勧められたといった利用者からの苦情が多いためだ。先行して議論を始めた携帯料金値下げに関する研究会と連携し、来年2月をめどに中間報告をまとめ、政策に反映させる。 22日に開かれたのは「消費者保護ルールの検証に関するワーキンググループ」。検討策の柱の一つが、NTTドコモなど大手3社が携帯販売を委託する代理店への規制強化だ。代理店は電気通信事業法で、利用者に契約前に条件を説明することや、虚偽の内容を告げてはいけないことなどが義務づけられている。 だが、利用者が実際に使う通信量に見合わない大容量プランや、不要なオプションサービスへの加入を強く勧める代理店があり、高齢者らから苦情が出ている。全国の消費生活センターなどに昨年度寄せられた大手3社に関する苦情相談は2万件規模。その一部を分析すると、不要な契約を解約したいなど「解約の条件・方法」についてが17・2%あり、心当たりのない請求がくるなど「通信料金の支払い」の24・5%に次いで多かった。具体的には、「スマートフォンの機種変更をする際に、タブレットも契約すると安くなるといわれて契約したが、後日請求を確認したら基本料が月2千円かかっていた」などの相談があった。 会議の出席者からは、大手各社が代理店に払う報酬を算定する際に、高額なプランの契約を重視しているとして「不適切な営業をさせているのは大手各社だ」との指摘も出た。 有識者会議は今後、契約者の利… |
苦情が次々…携帯販売店の不適切な営業、規制強化へ
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
スマホでファストパス、23日から導入 ランドもシーも
文字浮き上がる「印影」 シヤチハタが新しいネーム印
新事業創出へ 起業の拠点施設、名古屋・栄にオープン
トヨタ、米新工場の生産車種を変更 カローラ→SUVに
「これなあに?」に答えるAI搭載の玩具 パナが開発
タント、高齢者向けに工夫 ダイハツが6年ぶり全面改良
ホンダ「N―WGN」発売延期 部品不足で生産遅れ
脱24時間、店に「口外禁止」 なぜ?セブン社長に聞く
「7」の看板の灯、落としたセブン店主 でも仮眠は店内
ユニゾがHISのTOBに反発 「一方的」
VWビートル、生産80年に幕 愛された「カブトムシ」
スズキのジムニー、2.1万台リコール 燃料漏れる恐れ
日立のコードレス掃除機を回収 充電中に発火の恐れ
セブンペイ問題、古屋会長は沈黙 子会社社長は謝罪
トヨタとデンソー、車載半導体の研究開発で新会社設立へ
ハウステンボス「値下げ」へ 7千円で楽しめる施設拡大
勢い鈍る格安スマホ 大手との価格差も縮小
福岡中心部にリッツ・カールトン開業へ 23年3月予定
「甘さ」が招いた原発停止 一蹴された電力の「お願い」
シャープが関西の2事業所を閉鎖 拠点集約で効率化図る
ホンダ「N-BOX」が首位 19年上半期の新車販売
ベンツ初の電気自動車はSUV 航続距離400キロ
中央郵便局跡地の開発再始動 39階建て、ホテルや劇場
セブンペイ、踏み切らない利用停止 社長「利便性ある」
トヨタが狙う建設的破壊 「父の事業に大なた」衝撃走る










