インドネシアで乗客ら189人を乗せたライオン航空の旅客機が墜落した事故で、運輸当局は機体が急降下して海面にそのまま墜落したと分析していることがわかった。墜落地点を知らせる緊急信号が発信されていないため、機体も見つかっていない。
「生存者は望めない」 189人乗りインドネシア機墜落
インドネシア当局は30日までに、海面から機体の破片などを拾い終えた。分析の結果、これらは墜落したとみられる地点に集中していた。国家運輸安全委員会のトップは同日の会見で、「もし上空で爆発したなら破片は何キロも離れた場所まで散乱するが、(今回は狭い範囲に)かたまっていた」と説明。機体がそのまま海に突っ込んだとの見方を明らかにした。
また、破片の状態や、突然連絡が途絶えた状況などから機体が急降下して墜落したとみる。
航空機の航路を追跡するウェブ…