企業の福利厚生サービスを代行するベネフィット・ワンは、接待で使う店の予約から精算まで専用サイトで一括して請け負うサービス「接待ステーション」を11月1日から始める。
従業員が費用を立て替えたり精算書類をつくったりする手間が省ける。「年末に向けて忘年会などの接待が増える。負担の軽減に役立ててほしい」と広報はアピールしている。
利用者は、専用サイトに相手先企業や予算を入力。ベネフィット・ワンと提携する著名レストランや、しにせ料亭など約1千店から選び、予約する。
会食の終了後、その代金はベネフィット・ワンが店に支払い、利用企業に月単位でまとめて請求する。使われた飲食店からの手数料で収益をあげるビジネスモデルだ。
接待が多い広告会社や不動産会社の利用を見込んでおり、すでに20社ほどの導入が決まっているという。(長橋亮文)