積極的な新規出店を進める回転ずし大手のスシローグローバルホールディングスが好調だ。
2018年9月期決算(国際会計基準)は、売上高が前年比11・8%増の1748億円、純利益が14・9%増の79億円となり、いずれも過去最高だった。
スシローは昨年10月以降、東日本を中心に国内で33店舗を出店。海外進出も進め、韓国と台湾に計5店を加えた。期間限定のキャンペーンで集客し、既存店の売上高も4・4%増になった。
今後もシンガポールへの初出店など、20店ほどを出す計画だ。このため19年9月期も売上高が前年比10・1%増の1925億円になりそうだ。ただ、純利益は出店経費がかさむことから1・0%減の79億円を見込んでいる。(久保田侑暉)