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ゆるキャラ、「組織票」指摘の候補勝てず カパル日本一

全国のゆるキャラ日本一を競う「ゆるキャラグランプリ(GP)」が18日、大阪府東大阪市であり、埼玉県志木市文化スポーツ振興公社の「カパル」がグランプリを獲得した。自治体職員らによる「組織票」が指摘され、事前のネット投票で暫定1位だった三重県四日市市の「こにゅうどうくん」は3位に後退し、悲願のトップを逃した。


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ゆるキャラグランプリの公式ホームページによると、カパルは志木市に伝わるカッパの民話をモチーフに誕生したと紹介されている。誕生してすぐにお蔵入りし、10年近く放置され、7年前に復活したという。


GPは17日から開かれていた。事前にネットで投票できるほか、当日会場でも投票できる仕組み。


四日市市のこにゅうどうくんは、初出場の2012年に83位。昨年は4位だった。11月に入って組織票を指摘されたが、森智広市長は「許容範囲。1位を取りに不退転の覚悟で臨む」と語っていた。


2位は福岡県大牟田市の「ジャー坊」。昨年は初登場で6位だった。市は今年から市役所の庁内放送で毎日2回、投票を呼びかけていた。暫定3位だった大阪府泉佐野市の「一生犬鳴!イヌナキン!」は4位だった。


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