プレイステーション4に向けて昨年1月に発売された「モンスターハンター:ワールド」は、巨大な獣を仲間4人で協力して狩猟するアクションゲームだ。世界中で1千万本以上を売り上げ、発売元のカプコンにとって、過去最もヒットしたゲームソフトになった。
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または、ニンテンドースイッチの「スプラトゥーン2」(任天堂)。「eスポーツ」でも人気を博す本作は、インクを発射する多彩な「ブキ」を使って、4対4でステージの色を塗り分ける。共通点は、ネットを介して仲間と一緒にたたかうことだ。
ゲームの世界で、「共闘」がトレンドになっている。カプコンで「モンスターハンター」シリーズの開発に携わる辻本良三プロデューサーは、システムを設計する上で「一緒にたたかっているプレーヤー同士にお互いを意識させる」ことに気を配ったと言う。
仲間4人で計3回やられたらゲ…