大阪府吹田市で28日、ホームセンター「コーナン千里山田店」がほぼ全焼した火災で、1階サービスカウンター付近から出火する様子が店内の防犯カメラに映っていたことが府警への取材でわかった。付近の棚には、袋に入った廃棄前のボタン電池が複数保管されており、火花が出る様子も映っていた。府警は電池同士が接触して大きな電流が流れ、出火した可能性があるとみて調べている。
吹田のホームセンター火災、10時間後鎮火 けが人なし
府警によると、店側は「(盗難防止用の)防犯タグを10個以上、同じ袋に入れて保管していた」と説明。防犯タグは廃棄前のもので、電池がむき出しの状態となっていた。袋の中で電池が重なり合って大きな電流が生じた可能性があるという。
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