トランプ米大統領と韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は11月30日、20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれたブエノスアイレスで会談し、北朝鮮の完全な非核化が達成されるまで制裁を続けることが重要との認識で一致した。両政府が発表した。
米側によると、トランプ氏は年明け以降に予定される2回目の米朝首脳会談を開く意図について、文氏に説明。朝鮮半島の非核化に向けて、緊密に連携することを約束した。
韓国大統領府によると、韓国側が金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に呼びかけている年内のソウル訪問が、朝鮮半島の平和を定着させることにつながるとの意見で一致した。(ブエノスアイレス=園田耕司、ソウル=武田肇)