悪質タックル問題で今季公式戦の出場資格停止処分を受けている日本大アメリカンフットボール部が、処分後初となる対外試合を17日にも行う。対戦相手は社会人Xリーグのチームが予定されている。タックル問題で出場資格停止処分を受け、10月にチームに復帰した宮川泰介選手も出場する見込み。
関東大学リーグはまだシーズン中で、Xリーグに所属する日大OBの指導者らの協力で練習試合が組まれた。17日の対戦チームは未定で、24日はシーズンを終えたアサヒビールと対戦する。試合は日本社会人協会がリーグ戦で使用する横浜スタジアム、富士通スタジアム川崎で行う。安全面に万全を期すため審判をつける。
日大との対戦に向けて、Xリーグ関係者は「試合は日大選手のためでもあるし、社会人にとっても昨季の学生王者との戦いは大きな経験になる」と話した。(榊原一生)