日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、過度な反則行為をした宮川泰介選手が同部に復帰することが決まった。4日の練習から参加することが、代理人弁護士を通じて3日発表された。
宮川選手は5月に開いた謝罪会見で復帰する意思がないとしていたが、この日公表した談話に、「発言を翻すことになることもあって悩みましたが、チームメートと共にチームを再建していきたいとの考えに至りました」と記している。橋詰功新監督からも復帰を打診されたという。談話では、改めて関係者への謝罪の意も示した。
被害側の関学大アメフト部は「復帰に賛同し、勇気ある決断に敬意を表します」とコメントした。
日大は関東学生アメフト連盟から今季の公式試合出場資格停止処分を受けている。