東京ディズニーランド(TDL)で2020年春、映画「美女と野獣」をテーマにした新エリアが開業する。その工事現場が6日、報道陣に公開された。
美女と野獣のアトラクションは、皿形の乗り物に乗り、約8分で映画の名場面をめぐる内容。ほかに、乗り物の不規則な動きを楽しむ映画「ベイマックス」のアトラクションもできる。TDLを運営するオリエンタルランドは「ともに大人から子どもまで楽しめる」(広報)としている。
新エリアの面積は約4・7ヘクタールで総投資額は約750億円。昨年4月に工事が始まり、アトラクションや屋内シアターなどを建設中だ。この日は、鉄骨がむき出しの「美女と野獣の城」などが公開された。
同社は混雑緩和や訪日外国人を呼び込むため、次々と大規模投資に踏み切っている。22年度には約2500億円をかけ、東京ディズニーシーを拡張する。(筒井竜平)