近畿運輸局は10日、バス会社「AT(アット) LINER(ライナー)」大阪営業所(大阪市大正区)の運転手が高速道路走行中にスマートフォンで雪景色を撮影したとして、同営業所を同日付で文書警告処分にした。
運輸局などによると、同社の50代の男性運転手は1月10日、高速バスで福島県内の磐越道を走行中、スマホで車内から外の雪景色を撮影。同乗していた交代の乗務員が注意してやめさせたが、その後SNSで画像を公開し、同僚が見つけて発覚したという。
また、大阪さやま交通本社営業所(大阪狭山市)の40代の男性運転手が7月17日、高速バスで伊勢湾岸道を走行中、豊田南インターチェンジ(愛知県豊田市)の出口に誤って進入し、停車して走行車線を約20メートルバックして戻ったとして、運輸局は同営業所を12月10日付で文書警告処分にした。(波多野大介)