かつて福岡を本拠に一時代を築いたプロ野球チーム「西鉄ライオンズ」の選手や家族、ファンら約90人による大忘年会が、福岡市内で開かれた。主催する西鉄ライオンズOB会から初参加の東尾修さん(68)のほか、池永正明さん(72)や竹之内雅史さん(73)といった当時の主力選手らが参加。旧交を温めた。
天神の中華料理店「平和楼」で14日に開催。冒頭で、この1年に亡くなったOB3人に全員でもくとうした。孫の結婚式で欠席だったOB会長で元監督の中西太さん(85)は「皆さま、体に気を使って残りの人生、楽しく過ごしてください」というメッセージを寄せた。
東尾さんは、1969年の入団以来ライオンズ一筋の野球人生を送った。「福岡で10年、西武で10年。苦労もありデッドボールも多かったんですが、あの強いチームの主力であったことは幸せだった。最近は3人の孫の送り迎えばっかりやっとります」とあいさつした。
会場には、いまも息づくファン…