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歴代の国家主席は姿なし 記念式典、にじんだ習氏の思惑

「先進国が数百年かけた工業化を数十年で成し遂げた。不可能を可能にした」


中国の改革開放40周年を記念し、18日に北京の人民大会堂で開かれた式典。習近平(シーチンピン)国家主席は演説で、7・4億人が貧困から脱したなどと改革開放の成果を列挙し、国民を鼓舞した。壇上には、世界的に知られるネット通販大手アリババ集団の馬雲(マーユン)(ジャック・マー)会長や、林毅夫・元世界銀行チーフエコノミストらが功労者として並んだ。


「改革開放を徹底し、新たな時代に中華民族によるさらに大きな、世界が目をむく奇跡を起こそう!」


習氏が演説をそう結んで立ち上がると、会場から大きな拍手が起こった。


「死刑になったら子どもは」連判状に増産誓った中国の村


中国マネーは毒か希望か 借金漬けの途上国、6千字ルポ


共産党指導の堅持明言


習氏は40年で世界第2位の経済大国を築き上げた成果を「人民の勤勉さや勇気が創造した奇跡」と誇り、今後も「中国式発展」を進めていく決意を示した。貿易摩擦や中国企業幹部の逮捕をめぐって米国との対立が続くなか、「正当な権益は絶対に放棄しない」と強い姿勢で対応していく構えも見せた。


演説で繰り返し強調したのは、「中国の特色ある社会主義」の正当性だ。習氏は「40年の実践が示すのは、党の指導が中国の最大の優位性であるということだ」と述べ、すべてを共産党が指導する方式を今後も堅持すると明言した。


その上で、今後も対外開放を進める姿勢をアピール。保護主義的政策をとる米国を念頭に「多国間貿易体制を支持し、貿易と投資の自由化を促進し、経済のグローバル化を推進する」とトランプ政権を牽制(けんせい)した。


また、自らが提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」を国際協力の重点と位置づけ、中国を中心とした経済圏づくりを引き続き進める意向も示した。


米との対決姿勢示す


だが、国内向けのかけ声に反して中国を取り巻く環境は厳しさを増している。


改革開放路線を基本的に支持してきた米国は、政治と経済が密接不可分の「中国式発展」に異を唱え、中国の前に立ちはだかる姿勢に転じている。


トランプ政権は「国有企業に巨額の補助金が流れている」「中国政府が外国企業に技術移転を強いている」などと批判。警戒の範囲を安全保障や政治体制に広げて圧力を強めている。習氏は演説で「この先、必ず困難があり、想像を超える大波に遭遇するかもしれない」と危機感を示した。


それでも、米国を念頭に「覇権主義と強権主義には明確に反対する」「自らの意思を他国に強制するのは反対だ」などと強調。「中国は他国の利益を犠牲にして発展することはないが、自らの正当な権益を放棄することもない」と述べ、米国との対決姿勢を示した。


通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部が逮捕された事件の影響で国内には反米感情が広がっており、弱腰な姿勢を見せれば、指導部に批判が向かいかねない。一方、貿易紛争をめぐる交渉が決裂すれば経済や外交への影響は計り知れない。演説には、世論を気にしながらトランプ政権に向き合う習指導部の苦しい状況がにじんだ。


式典では、改革開放に貢献した外国人も10人表彰され、日本からはパナソニック創業者の松下幸之助氏や大平正芳元首相の2人が選出された。(北京=福田直之、延与光貞)


トウ小平の路線覆す


「党と国家の仕事の中心を経済建設に移し、改革開放の歴史的決定を行った」


習氏は18日の演説で、改革開放の「総設計師」といわれるトウ小平の功績を紹介し、改革開放がいかに中国を豊かに強くしたかを強調した。ただトウへの言及は決して多くなく、習指導部が打ち出した政策の正しさを繰り返しアピールした。


会場にはトウの路線を引き継いできた江沢民(チアンツォーミン)元国家主席、胡錦濤(フーチンタオ)前国家主席の姿はなかった。40年を節目に、トウ以来の時代に一区切りを付け、習氏自らの「新時代」を印象づけたい思いがにじむ。


トウは政府高官の終身制を廃し、党最高指導部の合議を原則とする集団指導体制を敷いた。だが、今年3月の憲法改正で国家主席の任期制限が撤廃され、習氏の長期政権へ道が開かれた。習氏は経済や外交など分野別に設けた直属の委員会や指導グループを通じて意思決定権を握り、集団指導体制も形骸化した。


昨年の党大会では、約30年後に独自路線で世界最高峰の国力と国際影響力を持つ「社会主義現代化強国」を築くと宣言。米国をはじめ、世界に強い警戒感を呼び起こしたのは、トウの「韜光養晦(とうこうようかい)(才能を隠して力を蓄える)」路線を踏襲しなくなった結果ともいえる。


習氏はこの日の演説で、毛沢東が発動し毛への個人崇拝を生んだ文化大革命を明確に否定した。党内外で習氏への権力集中や個人崇拝の風潮に批判が出ていることへの配慮も感じさせたが、毛が「中国史上最も深く、最も偉大な社会変革を実現させた」としてその功績もたたえた。


党の直属機関で内政状況を見てきた党関係者は「習氏は、指導者が強い権力で統制し、社会主義を進めようとした毛沢東の理念は正しいと考えている」と指摘する。一方、思想や行動を縛る規則が続々と出され、社会が思考停止に陥っているといい、「統制を強めれば民間の創意は失せ、経済成長もままならない。その矛盾を解消する答えは、まだ見えない」と話した。(北京=西村大輔)


習主席の演説骨子


・改革開放は中華民族発展史上の偉大な革命。共産党結党、新中国建国と並ぶ3大事件


・資源の配置をめぐり市場が決定的な作用を持ち、政府がよりよく機能を発揮できるようになった


・中国の特色ある社会主義の道、理論、制度、文化は完全に正確だと証明された


・党の全てに対する指導を堅持し、絶えず強め、改善しなければならない


・党の指導は中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴で、最大の優位性だ


・発展を第一の任務として堅持し、総合的な国力を絶えず強めなければならない


・開放の拡大を堅持しなければならない。開放は進歩に、閉鎖は必ずや遅れをもたらす


・新時代に中華民族のより大きな、世界が目をむくような奇跡を起こそう


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