フィギュアスケートの全日本選手権は23日、女子フリーがあり、グランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(関大ク)は総合2位。演技後の報道陣との主なやりとりは次の通り。
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フィギュア特集 Kiss and Cry
――注目度が跳ね上がった全日本だったが、振り返って。
「ショートプログラム(SP)の演技からすごく不安もあって、何かを変えないとできないと思った。本当に本当に集中することができた。どの試合でも集中できるようになったので本当に良かった。靴にも感謝したいと思います」
――演技の評価は。
「一つのジャンプで悔しいところがあったんですけど、それでも、今日の朝練からすれば、あれが最高の演技だなと思った。すごく良かったんじゃないかなと思います」
――フリーが155・01点。この得点は。
「本当に巻き返したいと思っていたので、点数もすごく願っていて、155点が出てホッとした。頑張って良かったっていう気持ちになりました」
――自分の中でSPから何を変えて臨んだ。
「まず、(靴の中の)ジェルを小さいジェルにして、テーピングで固定して、(足に)当たらないようにした。テープを3重にしていたら緩かったので、靴ひもを結んだ状態でテープを4本にすれば、朝練から緩くならなくて、すごくこれでいいかもって気づいた。そこも、すごく心の集中につながった」
――靴は今季ずっと勝ってきた靴。靴に声をかけるなら。
「まず、演技前に本当に今までありがとうって思った。今日もお願いしますって。本当に感謝の気持ちしかないなって。やっぱり合わない靴もある。そんななか、長い間もってくれたし、すごく感謝したいし、本当に『靴ありがとう』って思っています」
――去年とは立場が全然違…