フィギュアスケート・ペアの世界選手権銅メダリストが第一線を退いた後、女子アイスホッケーに転向した。2014年ソチ五輪代表だった慶大3年の高橋成美(なるみ)選手(27)。国内では異例に思える挑戦になぜ、踏み切ったのか。
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先月、横浜市内のリンクに高橋が姿を見せた。昨夏創部した昭和大のクラブチーム「ブルーウィンズ」の一員として、午後10時半からパス回しやシュート練習。身長148センチのFWは笑顔を絶やさず、周りを盛り上げていた。
高橋はカナダ人とペアを組んだ12年世界選手権で銅メダルに輝いた。ただ、相手が日本国籍を取得できずにペアを解消。新たなパートナーと挑んだソチ五輪では団体で健闘し、昨春にけがをして引退を選んだ。
直後、3歳でスケートを始めた…